飲食店の言葉使い

飲食店の言葉使いについて

飲食店に限らず、最近のお店でのスタッフの言葉使いに関しては、少し乱れているような気がします。やたらと短縮したり、KY日本語のような言葉をお客様に対しても使っているようなことが見受けることがあります。そのような言葉はお店のイメージを悪くしてしまいかねません。

飲食店の言葉使いについて

最近、スーパーやコンビニなどに行って、非常に気になることがあります。その気になることとは「言葉づかい」です。
「1000円からお預かりします」
「○○円とレシートのお返しでございます」
「レシートになります」
「〜でよろしかったでしょうか」
こんな言葉づかい、聞いたことありませんか?

このような言葉づかいは、「ファミコン言葉」といわれています。
俗にいう「ファミコン言葉」とは、敬語に不慣れな若者などが接客時に使用する言葉づかいで、ファミリーレストランやコンビニエンスストアなどでよく耳にする言葉であることからこのように呼ばれています。

今や若者だけでなくどの年代でも、「ファミコン言葉」が使われだしてきています。何故このような言葉づかいが広がってきたのでしょうか?
ある調査によると
「○○円からお預かりします」は70%
「お待たせいたしました、コーヒーになります」は55%
「ご注文の品はこちらでよろしかったでしょうか」は50%
という結果が出たそうです。

この数字は”違和感のある言葉づかい”と感じる割合です。この言葉づかいはすべての年代において同じような割合で、違和感があるという結果でした。

「○○円からお預かりします」
この言葉の「〜から」という表現は、「ほかに何かを出さなければならないのか〜(怒)」というニュアンスに取られてしまいます。

「お待たせいたしました、コーヒーになります」は、
「コーヒーは何かから変化したものなのか????????」
「手品でもしてくれたのか??????????」
と思ってしまいます。

正しい言葉づかいの例としては、
「○○円、お預かりします」
「お待たせいたしました、コーヒーです」
「ご注文の品はこちらでよろしいでしょうか」
になるのではないでしょうか。

また逆に「ファミコン言葉」の中で、違和感があると回答した割合が低かったのは
「申し訳ございません」
「とんでもございません」
この言葉づかいは、違和感はないように思えますが、実は分類上おかしな表現なのです。「申し訳ない」「とんでもない」の「ない」は、分類上形容詞であるため、「ございません」に変えることはできないとされているのです。

「申し訳ございません」や「とんでもございません」を言い換えるのであれば「すいません」「ごめんなさい」や「とんでもない」で十分ではないでしょうか。

「申し訳ございません」や「とんでもございません」だと、”マニュアルみたい””心がこもっていない”などと感じてしまう可能性が高く、事務的に感じてしまいます。

いずれにせよ、この”言葉づかい”広く一般的に使われるようになり、”市民権を得る”ということになってしまったのではないかと思います。

この言葉づかいを治さないと、売上にも大きな影響が出る可能性大です。違和感を感じているということは、少なくとも相手に気持ちが伝わっていないということですから、リピーターとなってくれる可能性は低いですよね。

言葉は義務やマニュアルではありません。こころから感謝・尊敬の気持ちを込めないとお客様の心に響く言葉が出てこないのです。お客様の心に響かないということは、その店に対しての感動(記憶)が薄く、たくさんの店の中の1店舗ということになり、「また来よう」という気持ちを掘り起こせなくなるのです。その結果、リピート率が悪くなり、店の売上も低迷していくということになってしまいます。

ちまたでは、小手先のテクニックを使った売上対策が目につきます。しかし小手先のテクニックはその場限りの「しのぎ」にすぎません。本当に大切なことは、「当たり前のことを当たり前にする」だけです。これが出来て初めて売上対策のテクニックが効果を発揮するのです。

話はそれてしまいましたが、この言葉の問題、すぐに治す特効薬はありません。継続的に指導していくしかありません。上司が部下の言葉づかいを意識して治していくしかないのです。

「言葉の乱れは店の乱れ」といいます。言葉の乱れを治して、店の乱れを改善していきましょう。店が乱れてから気付いても遅いですからね!

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