飲食店 短期アルバイトの採用

飲食店 短期アルバイトの採用

飲食店の人材不足はとても深刻になっています。飲食店において、アルバイトを採用できないということは、店の存続問題にも発展しかねません。多くの飲食店で行なわれている一時的な問題回避策として、短期アルバイトの採用が行なわれていますが・・・・

飲食店 短期アルバイトの採用

飲食店にとって夏休みなどの長期休暇はとても忙しい時期です。この時期は、昼に働いてくださった主婦のパート・アルバイトさんが子供さんの夏休みに合わせて仕事を休む機会が多くなります。そして今まで夕方・週末を中心に勤務していた学生さんがその空いた昼の時間を働く機会が多くなってきます。

そこで問題になるのが、学生アルバイトさんがどのくらい勤務してくれるか?です。学生アルバイトさんも、夏休みということで遊びたいのです。○○に行きたい、海に行きたい、買い物行きたい・・・いろんな欲求を、この時期に充たすわけです(そのために今まで一生懸命働いたのですからね)。常に昼の時間を勤務してくれる保障はどこにもありませんよね。

夏の繁忙期を予測して、学生アルバイトさんを4月のうちに、採用したお店は問題ないかと思います。しかしそれでもアルバイトさんが、夏まで続くかどうかは予測不可能です。

そこで登場するのが、長期休暇限定の「短期アルバイト」です。短期アルバイトとは夏休みなどの長期休暇限定で働いてくださる方です。このアルバイトさんを採用すると、夏の繁忙期の人手不足を解消できるほか、レギュラーアルバイトさんも休ませることができるというメリットがあります。

しかしデメリットもあります。飲食店のお仕事は一朝一夕にできる仕事ではありません。それ相応のトレーニングが必要になります。大手外食チェーンでは、トレーニングシステムが確立されており、3〜5日の勤務で最低限の仕事はできるようになります。

しかし個人店などではそうはいきません。「簡単にできる、洗い物など雑用でもいいじゃん!」そう思われるかもしれませんが、そうはいきません。飲食店の経営はそんなに余裕のある商売ではないのです。

1人前の仕事ができるようになるまでトレーニングを続けて、「はぁ〜、やっと1人前になった〜!」と思ったら、「もうすぐ夏休みが終わるので、アルバイトも・・・・」ということになり、「今までの苦労はなんだったんだ〜〜〜」ということになってしまうのです。

そして、それ以上のデメリットもあります。レギュラーアルバイトさんは、 少なくとも店の方針・店長の考え方は理解して、それに基づいて行動されています。しかし短期アルバイトさんはそうはいきません。短い期間で仕事をマスターすることは可能です。しかし店の方針や店長の考え方を理解し行動に移すのは、1ヶ月程度では到底無理な話です。

店側の方針を理解せずに、自分の考え方だけで動く短期アルバイトさんがほとんどなのです。店側の方針を理解していないということは、その方針を理解してご来店くださるお客さまにとっては、短期アルバイトさんに対応してもらっただけでも不快なのです。

その結果、その店についたリピーター客が、1人・2人・・・・と徐々に減っていくことになるのです。そんなことを毎年繰り返せば、結果は見えてきますよね。ただ単に人手不足を解消するために、短期アルバイトさんを雇うのにはメリットもありますが、デメリットも多いということを理解してください。

アルバイトの採用は年間計画が必要なのです。年間計画というと大げさですが、この夏の繁忙期を乗り切るために、「3月のアルバイト採用時期に何人採用しようか?」と具体的に戦略を練って、自分が思ったような人数の採用をしたお店が、今後の繁盛につながるお店づくりができるのです。

繁忙期に照準を合わせた採用を、繁忙期の半年くらい前から行なっていかなければならない、ということなのです。半年前に採用し、じっくり育てあげれば、繁忙期には立派な戦力になれます。

ましてやその戦力がたくさんいれば文句なしです。学生アルバイトさんが、いくら遊びたいからといっても、毎日遊ぶわけにはいきませんからね。

この時期に「とりあえず」で乗り切ろうとする飲食店は、繁盛店はおろか現状維持もままならない状態になってしまいます。

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